《ちょうどいい混合育児がしたい》桶谷式母乳相談室に行ってみた!

子育てコラム

こんにちは!かにざママです。

今回は桶谷式母乳相談室のレポートです!

 

生後1か月を過ぎたあたりの頃、息子を連れて桶谷式母乳相談室へ行ってきました。

 

・息子が授乳後、唸ることが多く、お腹が張り気味だったこと
・自分の母乳はどんなものか調べに行きたかったこと
・できれば母乳量を増やし、ちょうどいい混合育児をしたかったこと

が行ってみた理由になります。

 

気軽に行ってみたのですが、めちゃくちゃスパルタでした!

・ちょうどいい混合はない!
・5時間も寝たらおっぱいは閉鎖するよ!
・最低でも30分はおっぱいあげて!

 

…とのことでした。

同じ桶谷式でもそれぞれで見解は異なると思いますが、早々に心が折れました。笑

 

まず、スケールで体重を量ってみると出生時3500g→1ヶ月とちょっとで5000g近くになっており、計算するとミルクの量が多すぎることが分かりました。

 

実は、産院の2週間健診で体重に引っかかり、増えていないので母乳は方乳5分ずつ+80~100ml以上(飲めるだけ与える)ミルクを足すよう指導され、ミルクをどんどん増やして最終的には140mlぐらいまであげていました。
息子はよく眠る子で、授乳中からウトウトし始めてしまっていたこともあり、
自分の母乳量に自信がなかった私は母乳を早々に切り上げ、ミルクを足していたのです。

 

うーん、今思うと搾乳してあげていればよかったかも。
いつも思っていたのですが病院の先生が言う飲めるだけ与えるって、飲む子は飲んじゃうよ!と思うんですよね…
生後4ヶ月の今、やっと満腹中枢がしっかりしてきたと感じます。

 

が、まさかのここにきて母乳量が増えていました

息子はその時、

・すべて飲むけど吐き戻す
・舌が白くなる
・お腹が張る
といった様子でして、これらはミルクのあげすぎが原因とのことでした。

 

そして、桶谷式の手技で施術をしてもらうと、自分でもびっくりな位、ぴゅーっと。
ポテンシャルあるじゃん!と感動したのを覚えています。
施術してもらった方からは、「これなら一人くらいちゃんとおっぱいで育てられるよ。(ただし授乳間隔が空かなければ。)」とのこと。

 

そして、正しい授乳ポジションを教えていただきました。
実は産院では、きちんと教わっていなかったのです。。

その時まで、授乳クッションをあれこれ使ってみたり、クッションで高さを出してみたりしたのですがイマイチしっくりこず。苦戦していたのですが、正しい授乳ポジションを教えて貰えれば、授乳クッションなんて必要ありませんでした!

 

ポイントは、ソファに腰掛けて、足置きに高さを出すこと。
そして、
赤ちゃんのお臍と自分のお臍が正面にくるように授乳すること。
赤ちゃんのお顔がおっぱいの真下に来るように調整し、体は完全に自分の内側に向ける。
赤ちゃんと目が合うように授乳すること。

 

文字だけではうまく伝わらないのですが…
助産師HISAKOさんが上げていた動画が分かりやすいので掲載します↓

 

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

 

そして、母乳相談室の乳首に変えるよう指導され、その場で購入しレクチャーして貰いました。

楽天ではこの値段が最安でしたが、私は確か700円でその場で購入しました。

 

この乳首はとても硬くて、顎の発達に良いとのこと。
ピジョンの母乳実感のプラスチック哺乳びんにそのまま使うことができます。

 

あげるときも哺乳瓶を引っ張って、自分と赤ちゃんのせめぎ合いぐらいで力を加えてあげると良いそうです。

この乳首を使うことによって、母乳の飲み方も変わり、母乳量に劇的な差が付くとのこと。

 

しかしこれ、あげるのにめちゃくちゃ時間がかかります。
30分はミルクあげるのに掛かっていたかな。
4か月を過ぎた今、飲む力もついてきたのでもう使っていませんが、母乳量は増えていったので買ってよかったのかな、と思っています。

 

そして母乳相談室を後にし、翌日の助産師訪問で相談した結果、母乳は5分ずつだったのを10分ずつ&ミルク80mlを6回でいくことにしました。

※当時3時間ごとの授乳に疲弊していた私は、完全母乳推しの桶谷式に通う勇気と夜間授乳を続けられる自信がありませんでした…
(そのあと一度乳腺炎になって再び訪れましたが、私の混合育児方法をズタボロに言われたのでそれ以来行くのはやめようと誓いました…笑)

 

そして、ちょうどいい混合育児をしたかった私は

まず、スケールを購入し自分の母乳量を量りました。

※この方法が桶谷式の方からズタボロに言われました。「大人も食べる量わざわざはかるの?違うでしょ!わざわざ買って、バカだよ~!」とのことでした。笑

 

でも、今はコロナでスケールは百貨店など撤去されているところが多いんです。
自分の母乳量や体重も増えているか確認したかった私は、買ってよかったな~と思っています。
生後4ヶ月の今は、1週間に1、2回の体重測定にのみ使っています☆

 

混合育児をしていると、ミルクの量がとても難しいですよね。
ミルク缶に書いてある量は、完全ミルクの場合の量ですし…

私が参考にした小児科のサイトにはこう書かれていました。

離乳食が始まるまでの赤ちゃんの1日のミルク哺乳量
 1kg当たり約100ml~200mlです。
 
平均では1kg当たり約150mlです。
1回の哺乳量の目安
1kg当たり約20mlです。
(例:4kgの赤ちゃんなら1回80ml、1日で600ml。
7kgなら1回140ml、1日で1,050ml)
ミルク缶には、1日1000ml以上はあげないようにと書いてありますがこの目安があると分かりやすいですね。
ちなみに1日で1050mlとありますが、1050÷140=授乳回数7.5回の計算となります。
例えば我が子は、生後4ヶ月で授乳回数が1日あたり6回。体重は7kgちょっとなので、150(1kgあたりに必要な量)×7(kg)=1050(ml)
1050(ml)÷6(回)=175ml が1回あたりの量になります。
母乳量を差し引いて、与えるミルクの量は80~100mlです。

 

このように、体重に応じた1日のトータルの哺乳量と、自分の授乳量が分かっていればミルクをどれだけ増やせばいいのかが分かります

わざわざスケールを買わなくても、搾乳してもいいかもしれません。
でも計量してみると、搾乳よりも実際に飲んだ方が1.5倍近く多いということが分かりました。

 

母乳量は生後100日ぐらいまでで安定すると言われています。

私はだいたいの1回の母乳量が分かったので、今ではスケールは使わず、体重に合わせて調乳しています。

 

母乳とミルクの量はほぼ半々で、桶谷式では否定された「ちょうどいい混合育児」をずっと続けることができました。

一度、体重が増えていなかったことや吐き戻しが多くなったことがきっかけで生後3か月ぐらいまでは混合育児のやり方にとても悩みましたが、ふり返れば難しく考えすぎていたのかも…

 

たまにの夜間授乳(自分が体力回復できる)・母乳をあげたい気持ちと経済的にも半々なのが、混合育児の大きなメリットだと思います!

 

4ヶ月を過ぎたので、完ミにしたい気持ちもありますが…
ひとまずは今のままで、混合育児を続けていきたいと思っています。